勝てばプレーオフのBL東京、モウンガ不在の中神戸S撃破なるか?
対する神戸SもBL東京にPO進出を決めさせるわけにはいかない。前節東京サンゴリアスに27-36で敗れて、5位に転落。4月12日に試合を終えた横浜キヤノンイーグルスは3位に上がり、勝点9差を付けられた。神戸Sの今後の相手が第14節・S東京ベイ、第15節・静岡ブルーレヴズ、第16節・三重ホンダヒート、横浜Eの相手が第14節・三菱重工相模原ダイナボアーズ、第15節・トヨタヴェルブリッツ、第16節・埼玉ワイルドナイツと考えると、神戸Sとしては残り全勝で切り抜けたいところ。 神戸Sは埼玉WKに次ぐリーグ2位の482得点と爆発力は十分である。ただリーグ6位の330失点は4強入りを狙うには多すぎる。課題は明白である。デイブ・レニーHCが再三敗因に挙げてきた「ソフトなトライによる失点」をなくしていかなければならない。 両軍の試合登録メンバーは以下の通り。 【BL東京】 1木村星南、2原田衛、3小鍜治悠太、4ワーナー・ディアンズ、5ジェイコブ・ピアス、6伊藤鐘平、7佐々木剛、8シャノン・フリゼル、9杉山優平、10松永拓朗、11森勇登、12ニコラス・マクカラン、13ロブ・トンプソン、14ジョネ・ナイカブラ、15マイケル・コリンズ、16橋本 大吾、17三上正貴、18眞壁照男、19梶川喬介、20アサエリ・ラウシー、21髙橋昴平、22セタ・タマニバル、23濵田将暉 【神戸S】 1中島イシレリ、2松岡賢太、3具智元、4ジェラード・カウリートゥイオティ、5ブロディ・レタリック、6今村陽良、7アーディ・サベア、8サウマキ アマナキ、9日和佐篤、10ブリン・ガットランド、11松永貫汰、12ラファエレ ティモシー、13李承信、14山下楽平、15山中亮平、16牛原寛章、17高尾時流、18山下裕史、19ワイサケ・ララトゥブア、20ティエナン・コストリー、21小畑健太郎、22マイケル・リトル、23濱野隼大 果たして、BL東京がPO進出を決めるのか、神戸Sが逆転POへ望みをつなげるのか。『NTTリーグワン2023-24』第13節・BL東京×神戸Sは4月13日(日)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。当日は「春のファミリーイベント」を開催。小学生以下限定のラインアウト体験やクイズに答えてルーパス君フェイスペイントシールをゲットするクイズ企画、選手と間近で写真が撮れる「“リアル”フォトスポット」など、イベントが盛りだくさん。チケット発売中。 取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)