【日本ハム】伊藤大海は2発浴びるも4戦連続QS 「次は僕が助ける番」
◆パ・リーグ 日本ハム4×―3ロッテ(19日・エスコンフィールド) 日本ハムの伊藤大海投手(26)が今季4試合目の先発マウンドに上がり、7回を3失点でまとめた。勝ち負けはつかなかったが、開幕から4戦連続クオリティースタート(QS=6回以上自責点3以下)で先発の役割を果たした。 「ブルペンからフワフワしている感じがあった」と右腕。調子が悪い中でも粘りの投球を続けた。1点リードの4回に3番・ポランコに真ん中に入ったスプリットを右翼スタンドに運ばれて逆転を許し、7回には試合前まで今季0本塁打だった6番・山口にも一発を浴びて失点。「去年だったら5点くらいいかれている感じのフワフワ感だった」と言うが、3失点で7回を投げ抜き成長を示した。 味方打線が奮起し、7回裏に同点に追いついた。伊藤の負けが消えると、9回裏に勝ち越して今季2度目のサヨナラ勝ち。次回登板に向けて背番号17は「次は僕が助ける番」と力を込め、球場を後にした。
報知新聞社