マカオのナイトスポットでコカイン密売…香港の犯罪組織メンバーの男逮捕
マカオ司法警察局は11月6日、違法薬物密売及び使用容疑で香港人の男(47)を逮捕したと発表。 同局によれば、同局麻薬犯罪捜査担当部門が地域コミュニティにおける情報収集を継続する中、香港の麻薬密売組織が男1人をマカオへ派遣し、マカオ半島中区のナイトスポットでコカインの密売を行っているとの情報を掴んだとのこと。 その後、男の身元と保管場所の割り出しに成功し、同月1日夜、マカオ半島中区で男を逮捕するとともに、コカインの保管場所とみられる男の滞在先宿泊施設の客室の捜索を実施。客室内からコカインの小袋が66点(計26.8グラム)、”アイス”と呼ばれる覚醒剤の小袋が1点(約1.25グラム)、吸引器具、およそ1万パタカ(日本円換算:約19万円)相当が見つかったほか、男に対する尿検査の結果、上述の違法薬物に陽性反応が検出されたという。 同局では、捜査で得られた情報から男を不法麻薬・向精神薬密売、使用、不適当器具・設備所持の罪で検察院送致するとともに、本件に関する捜査を継続し、他に関与した人物の行方を追っているとした。