トランプ新大統領誕生へ…日本政府の受け止めは
日テレNEWS NNN
トランプ新大統領の誕生について、日本政府はどのように受け止めているのでしょうか。中継です。 日本政府内には、「トランプ大統領がこれから何をするつもりなのかまだ読めない」といった警戒感が広がっています。 ある外務省関係者は「在日米軍の駐留経費の負担増を求めてくる可能性が高いだろう」と話していて、別の関係者は「関税引き上げは日本との交渉カードの1つにするつもりだろう」と話していました。 石破首相とトランプ氏の相性について、日本政府内では「まだ分からない」という声が多いのですが、石破首相は、今月後半にアメリカでトランプ氏と会談することを模索しています。 実は、石破首相は、アメリカの複数の主要メディアが勝利確実を報じる前に祝意を述べています。ある外務省関係者は「各国が競って祝意を示しているなかで、うちだけ遅れるわけにはいかない」と話していました。 トランプ氏に対しては、安倍元首相が趣味のゴルフを共にすることなどで打ち解けた関係を築きましたが、石破首相は周辺に「安倍元首相とまったく同じやり方ではなく、自分ならではの外交を模索したい」との考えを示していて、早期の会談を実現したい方針です。