【写真：Getty Images】

　UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）リーグフェーズ第5節、リバプール対レアル・マドリードの試合が現地時間27日に行われ、レアルが0-2の敗戦を喫した。この試合でPKを失敗したレアルのフランス代表FWキリアン・エムバペに対し、スペインメディア『マドリード・ユニバーサル』がチーム最低評価を下している。　 　エムバペは先発出場を果たすと、1点ビハインドで迎えた61分に同点のチャンスが訪れる。しかし、エムバペのPKはリバプールのGKクィービーン・ケレハーに止められてしまった。この日はエースのヴィニシウス・ジュニオールが左ハムストリング負傷により欠場したためエムバペに大きな期待が寄せられていたが、リバプールの守備に阻まれて見せ場を作れず。結局、レアルは無得点で0-2の完封負けを喫した。 　同メディアはレアルの選手に対し10段階中「3.0」から「7.5」の点数をつけている。フル出場を果たすもゴールが無かったエムバペには、チーム最低評価となる「3.0」の採点を与え、寸評では「ヴィニシウス・ジュニオールが負傷離脱したことで、エムバペは自身の価値を証明する絶好のチャンスを与えられた。しかし、このスター選手との契約は散々なものになっており、刺激に欠け、決してこの仕事に相応しいとは思えなかった。エムバペの自信喪失は続くばかりで、ボールの切れ味に欠け、オフ・ザ・ボールでは何も提供できなかった。PKを外し、最悪の一夜を締めくくった彼のレギュラーとしての不甲斐なさには、多くの疑問が投げかけられているに違いない」との評価を下した。