「台湾でもキムタク持ち」現地CMでお馴染みポーズ、アジアに活路の木村拓哉の“ドヤ顔”
劇中のセリフ、そして授賞式の挨拶も“あえて日本語”で臨んだ真田広之(エミー賞最多18冠のドラマ『SHOGUN 将軍』主演・プロデューサー)が話題だが、こちらも日本語の音声に現地語字幕のスタイルだ。 【写真】台湾のサプリCMでも“キムタク持ち”を披露している木村拓哉 「生きる喜びがあふれる」 声の主は日本の国民的アイドル・俳優の木村拓哉(51)。
“日本ドラマの帝王”
「木村さんは現在、台湾の人気サプリメントブランド『新普利』の商品、『夜酵素』シリーズのCMに出演中。8月15日から公開されています」(広告代理店関係者) CMは高級レストランとおぼしき店で、木村がステーキや麻婆豆腐などおいしそうだが重そうな料理を次々に食べるシーンが続く。 「CMのコンセプトは“おいしいものを我慢して何が楽しい人生か”。要するにこのサプリを飲むことで代謝がアップし、食べ物を我慢せずともコンディションを保てる、というもの。『新普利』のサイトで木村さんは“日本ドラマの帝王”と紹介されています」(同・広告代理店関係者) この広告が現在、台湾を“ジャック”しているという。 「CMだけでなく、駅構内やホームにはかなり大きな看板があり、電車内やタクシー車内でも見られます。現地の人はもちろん、観光客も日に何度も木村さんを見るレベルですね」(台湾を訪れた女性)
CMは手づかみで料理を楽しんだ木村が、ワイルドに(?)タレのついてしまった指を舐め、「やば……」。そしてナプキンに包んでいたサプリ(瓶)を取り出し、「我慢するなんて人生、損しちゃってない?」とドヤ顔でキメる。
台湾でも“キムタク持ち”
「なんとも“キムタク”らしいシーンで締められているなぁと思いつつ、どこかで見たような……。CMの最後、木村さんは台湾の『夜酵素』の瓶を独特なポーズで手にしています。同商品の広告は木村さんが箱に入った商品を持つもの、瓶の商品を持つものなどいくつかのバージョンがありますが、いずれも人さし指を伸ばし、上を指すような形にして商品を持っている。これは昨年、日本で出演していた『マクドナルド』のフラッペのCMと同じですね。そのCMでも同様にかなりのドヤ顔でした」(前出・広告代理店関係者、以下同) マクドナルドのCMでは、ハンバーガーを親指・人さし指・中指で挟むように持ち、薬指と小指を畳んだ特異な持ち方が“キムタク持ち”と話題に。台湾でもキムタク持ち─。 「マックのフラッペのCMでは共演した広瀬すずさんは普通に持っていますし、フラッペのキムタク持ちも木村さん発案でしょう」 この夏には香港でも、フードデリバリーサービスのCMに出演している木村。 「旧ジャニーズ問題はCMにおいてはまだ余波が大きい。木村さんは日本の最後のスター的存在でもありますが、韓流スターなどの台頭もあって、日本での求心力も以前ほど振るわず、アジアに活路を見いだしている。そこで妙な部分で個性を出すのが木村さんのカッコよさであり、イタさかもしれませんね(笑)」