山陰放送

去年8月に島根県邑南町のレジャー施設のウォータースライダーで男子児童が死亡した事故を受け、17日、引率していた責任者や、施設の管理者らが書類送検されました。 【写真を見る】ウォータースライダーで衝突 8歳の小学生が死亡…引率責任者、施設管理者らを書類送検 業務上過失致死の疑いで書類送検されたのは、いずれも邑南町に住む、地方公務員の2人（25）（48）と、会社員の（58）あわせて3人です。 この事故は去年8月、地元の公民館が主催するサマーキャンプに参加していた8歳の男子児童が、ウォータースライダーで遊んでいた際に、上から滑ってきた別の児童とぶつかり、その後死亡したものです。 警察は、イベントの引率の責任者2人と、開催施設の管理者1人が、事故を防止するための必要な措置を怠ったとして、17日に業務上過失致死の疑いで松江地方検察庁浜田支部に書類送検しました。 事故当時、スライダー付近では5人の子どもが遊んでいましたが、監視していたのは引率の職員1人のみで、施設のスタッフはバギー体験につくなどしていて、監視は手薄だったということです。