向井康二が語る初の父親役!「マウンテンドクター」第8話
フジテレビ系で放送中の連続ドラマ「マウンテンドクター」(月曜午後10:00=関西テレビ制作)は、山岳医療の現場で山岳医療チーム・MMT(マウンテン・メディカル・チーム)として奮闘する青年医師・宮本歩(杉野遥亮)が主人公の壮大なスケール感の医療ドラマ。患者や医療従事者との触れ合いを通じて、歩が成長していく姿を描いている。 8月19日に放送した第7話では、麻酔科医であることが両親にバレてしまい、激高する母・聖子(池津祥子)のもとから何とか逃げ出した典子(岡崎紗絵)が麻酔科医としての誇りを胸にMMTこそが自分の居場所だと確信する展開に。一方、当初は医師が山へ行くことに反対していた江森(大森南朋)も、歩たちの懸命な姿に触発され、MMTに加入することを決意。メンバーの士気が高まる様子が描かれた。 続く第8話では、MMTを誰よりも応援している歩の同級生で炭火やきとり「しんちゃん」を営む小松真吾(向井康二)が、第5話に続き、別れた妻のもとで暮らす息子・圭吾(湯田幸希)を前に父親としての顔をのぞかせる。そんな愛息に寄り添う父親を演じる向井からコメントが到着した。
今作で初めて父親役を演じる向井。「(年齢的に)結婚がどんなものなのか知りたい時期でもあるので、バツイチではありますが、役で結婚を味わってみようと思います!」と、既婚歴のある役どころについて言及。 また、MMTのメンバーで店の常連客でもある歩や典子、玲(宮澤エマ)たちの聞き役に回ることが多い真吾は、時に悩みを抱える彼らを励ます役どころでもあるが、その話し方については撮影開始当初、ある迷いが生じたという。「バツイチの子持ちで焼き鳥屋の店主という設定だからか、29歳にしては話し方がダンディーなんですよね(笑)。それをそのままやるのか、実はめちゃめちゃ迷ったんです。でも僕は脚本どおりにいきたいタイプなので、焼き鳥屋の時は濃いキャラで、プライベートのシーンはナチュラルにいこうと、そのバランスを考えながら演じることにしました」と、真吾の2つの顔を演じ分けていることを明かした。 ゆえに、親子のシーンについても「父親として圭吾と接する時は、焼き鳥を焼いている時とはまた違う顔になっているはず」と自信をのぞかせ、湯田との芝居についても、「実は、会う前からずっと幸希くんのインスタグラムを見ていたので、“はじめまして”というよりは“久しぶり!”って感じでした。明るい子なので、最初から会話も弾んで自然にお芝居できたと思います」と、晴れやかな表情で語った。