【UFC】ヘビー級王者ジョーンズ「すごく誇らしい」MSGでミオシッチと新旧王者対決
UFCヘビー級王者ジョン・ジョーンズ(37=米国)が16日(日本時間17日)、米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデン(MSG)開催のUFC309大会で初防衛戦に臨む。元王者で同級8位のスティペ・ミオシッチ(42=米国)の挑戦を受ける。23年3月、シリル・ガーヌ(フランス)との同級王座決定戦に1回一本勝ちを収めて以来のオクタゴン(金網)となる。 ファイトウイークに入って会見したジョーンズは自身初のニューヨークでの試合になることを受け「ここ(MSG)に来られて本当に誇りに思う。ここは格闘技の聖地みたいなもの。タイムズスクエアのビルボードに自分の顔があることもすごく誇らしい。ここでメインイベントを務めることに感謝しているし、心から光栄だと思っている」と気持ちの高ぶりを口にした。 ライトヘビー級に続き、ヘビー級でもUFC王座を獲得。重量級の2階級制覇王者となった。UFCデイナ・ホワイト社長からも「歴史上最高のファイター」と称されている。ジョーンズは「デイナ・ホワイト社長が自分を『歴史上最強のファイター』と強く推してくれているのは確かだね。もし自分がそのレベルに近づいているなら、受け入れ、主張するべきだと思うのだ」と自負している。 現役引退の時期なども問われると、ジョーンズは「今の目標はスティペを倒すことなんだ。スティペを無視して、次のことを考えるなんて失礼だろう。まず彼を倒すことが最大の目標だ」と気合十分。新旧ヘビー級王者対決となるため「スティペはタイトル戦にふさわしい存在。彼はレスリングもできるし、いつも引き締まった体で試合に挑む。スタミナもある。そして右のオーバーハンド、アッパーカット、これが彼の本当の武器だし、彼にとっての勝機だ。そこはしっかり警戒して準備しているよ」と気持ちを引き締めていた。 なおUFC309大会はU-NEXTで17日午前8時からライブ配信予定。