皐月賞馬ジャスティンミラノが引退、今後は種牡馬に 友道師「長所を子供たちに伝えていってくれれば」
今年の皐月賞馬ジャスティンミラノ(栗・友道、牡3、父キズナ)が現役を引退することが14日、友道調教師から発表された。 秋の始動戦として予定していた天皇賞・秋の2週前追い切り後に右前浅屈腱炎を発症し、休養に入っていた。日本ダービー(2着)が現役最後のレースとなった。15日に競走馬登録を抹消し、今後は北海道・日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬となる予定。 友道調教師は「競走成績は4戦3勝と立派なものですし、ダービーもいい競馬をしてくれたと思います。特に皐月賞であの位置から長くいい脚を使って差し切ったというのは、本当に心肺機能の高い馬だからこそ。精神的にも落ち着いた馬でした。これからだと思っていたので残念ですが、フレッシュなうちに種馬になったので、その長所を子供たちに伝えていってくれればと思います」とコメントした。