38万円の軽バンで日本一周も“ゴール間近” YouTuberの豊かな旅に視聴者「とても素敵」
キャンピングカー仕様に改造した38万円の軽自動車で日本一周の旅をするカップルYouTubeチャンネル「軽バン生活」が、本州最後の車中泊飯を楽しむ様子を公開した。 【写真】38万円の軽バンで日本一周も“ゴール間近”…カップルYouTuberのミニマルな車中泊生活 「軽バン生活」は、「あかね」と「はやと」による登録者41.4万人のカップルYouTuber。(2024年12月6日時点)2020年12月の活動開始以来、キャンピングカー仕様にカスタムした38万円の軽自動車で車中泊旅をしながら日本一周を目指している。 2024年12月4日に公開した「車の故障とラスト本州。軽自動車で2人暮らし。」と題した動画では、青森県内を走行した。八戸市では偶然出会った視聴者の男子大学生による案内で市内を観光し、下北半島では本州最北東端の岬・尻屋崎や日本三大霊場の一つに数えられる恐山、透明度の高いエメラルドグリーンの海が魅力の仏ヶ浦を巡った。 大間町では本州最北端の地・大間崎へ。岬には「ここ本州最北端の地」と刻まれた碑が立ち、その背景に広がる津軽海峡の向こう側には北海道が見える。はやとが「本州の山口県に入ったんはいつや? 3年前くらいか」「とうとう本州の端っこです」と言えば、あかねも「来たね~。終わりってくるんやな」としみじみ。テロップでは「ここまで来るのに4年もかかってしまった でも、いまは時間をかけてよかったと思える」と万感の思いを綴っていた。 もちろん、大間町に来たからには名物のマグロを食べないわけにはいかない。2人は大間崎近くの食事処でマグロ丼に舌鼓を打ち、その店でお持ち帰り用のマグロのお刺身を購入。夜になると、そのお刺身と日中に土産物屋で入手したマグロの昆布漬けを用意し、車中で晩酌用の料理を作ることになった。 この日は本州ラストの車中泊飯。ということであかねとはやとは、住み慣れた軽バンの限られたスペースを器用に活用して、各自で野菜を切ったり、IHクッキングヒーターで食材を焼いたりして、いつも以上に腕によりをかける。こうして、長芋の海苔塩バター焼きと余った長芋の短冊切り、マグロの昆布漬け、トマトのマリネ、マグロの刺身という、豪華なメニューが食卓に並べられた。そして、これまでの旅の労をねぎらうように普段は飲まない純米大吟醸酒を開け、小さな木枡に注いで乾杯。美味しい日本酒とともに、マグロを中心とした本州最後の晩餐を堪能しながら、あかねは「長かったような、あっという間やったような…」と、改めて旅の思い出を噛み締めていた。 今回の動画に対して、視聴者からは「とても素敵だな」「もう少しで旅が終わってしまう雰囲気がなんか淋しい」「どの映像も綺麗で見とれてしまいました」といった声が寄せられた。 食事を終えて夜を明かし、朝になればいよいよ北海道に向けての旅が始まる。動画では軽バンを冬タイヤに履き替える模様も公開されていた。北の大地で2人がどんな旅を繰り広げるのか。引き続き、注目していきたい。
こじへい