県の新年度当初予算案7283億円…どんなことに使うの?記者が解説「愛媛さん家の家計簿」
植田記者: 「愛媛さん家」の家計簿、県の予算案を家計簿に例えてみました。来年度の当初予算案が7283億円なので分かりやすくするために年収が728万円の家庭を想定してみていきます。 松友アナ: 728万円の収入のうち、県民からの税金「給与」が全体の4分の1くらい。ほかには…結構「仕送り」や「支援」も多いんですね。 植田記者: そうなんです。給与や貯金などにあたる、県独自の財源、いわゆる自主財源は全体の半分くらい。 家計を支援するお金はコロナ関連の支援金が減ってはいるもののそれでもだいたい半分弱は国からの「お小遣い」的な収入が占めています。
松友アナ: そのお金を「愛媛さん家」ではどのようなものに使っていくのかというのが、こちらの支出、ですね。 植田記者: 教育費や医療費など、比較的バランスよく予算をあてる計画です。 ただ、全体の半分くらいがローンの返済や人件費などの、減らすことができない支出、“守りのお金”となっています。 松友アナ: なるほど~。あと、この全体の4分の1を占めている「自己投資」って何ですか? 植田記者: 「自己投資」はこの「愛媛さん家」の成長のために使う、“攻めのお金”というイメージです。地域経済の活性化や一次産品のブランディングなど、中村県政が掲げる目玉政策に充てられている予算ですので、愛媛さん家が今後、何に力を入れるのか。ここに注目すると面白いかもしれません。 松友アナ: より詳しい予算の内訳や政策は県のHPにも載っていますのでぜひチェックしてみてください。