PXGの新しい「BLACK OPS」アイアン(提供：Courtesy PXG)

「ザ・プレーヤーズ選手権」を勝とうとしているゴルファーは世界中で一握りしかいないだろう。ほとんどのゴルファーは純粋に上達しようとしているだけだ。 【画像】青木瀬令奈の新アイアン

ゲームインプルーブメント（飛び系）クラブは、PGAツアーで見られるクラブより寛容性が高く、アマチュアが飛距離、弾道の高さ、一貫性を出し易くしている。 米国ゴルフ財団の8月の報告によると、約2000万人のゴルファーが定期的にスコアを保存しており、割合は全体の77%。その77%の平均スコアは「94」らしい。 PXGの新しい「BLACK OPS」アイアンは、スコアアップを目指すアマチュアの要望に応えるものだ。見た目と打感を犠牲にせず、寛容性と飛距離を向上させる設計となっている。 デュアルキャビティ構造で、内部に同社が特許を持つXCOR2ポリマーコアテクノロジーが注入されている。外側のキャビティには、ヒールからトウにかけた横方向、フェース高低の縦方向のミスヒットに対する寛容性を上げるため、ヘッド中心部の重量を減らした。重量を外周へ配分するため、インサートが装着されていて、フェースの芯を外すミスを補っている。 従来のPXG製アイアンと同様、フェースは高初速を求める極薄構造で、ヘッドは重心を低く後方に配置した特別設計。高弾道と低スピンを実現しやすくした。また、厚みのあるトップレール、大型フェース、多めのオフセット、大型ソールにより、多様なコンディションにおいて、アマチュアでもターフの抜けが良くなっている。地面に刺さりにくいため、最悪のダフりが回避でき、ターフの上を滑ることで、ボールとのより良いコンタクトを実現させた。 ボディは431ステンレススチールで型取られ、薄いフェースは強靭なHT1770マルエージングステンレススチール製。極薄フェースは打感とボール初速向上のため、内部のXCOP2ポリマーでサポートされている。 PXGはゴルフを楽しむ人のために、見た目と打感を犠牲にせず、自信を鼓舞するよう設計されたクラブを提供しようとしている。 スコッティ・シェフラーを追いかけ、フェデックスカップ制覇を目指す状況に身を置かないアマチュアでも、スコアを縮める手助けをしてくれるクラブをバッグに入れてみよう。自分のゴルフに合った道具を手にするのに越したことはない。 （協力/ GolfWRX， PGATOUR.com）