寺院の納骨堂でビール盗み、住職に暴行 伊万里市、事後強盗容疑で76歳男逮捕
16日午前11時ごろ、伊万里大川内町の寺院で、納骨堂にあった供え物とみられる酒などを盗もうとした男を住職が見つけた。引き留めた住職に男は暴行を加え、伊万里署が事後強盗の疑いで現行犯逮捕した。 逮捕されたのは同町乙の容疑者(76)。寺院で缶ビールなど4点(時価計750円相当)を盗み、住職の60代男性の顔を殴るなどした疑いが持たれている。「分からないし、もう覚えていない」と容疑を否認している。 同署によると、住職が納骨堂に土足で入った容疑者に気付き、声をかけた。容疑者は上着のポケットから酒を取り出すなどして立ち去ろうとし、住職が引き留めた際に暴れたという。住職の家族が「納骨堂に泥棒が入って捕まえているが、住職を殴ったりしている」と110番した。