巨人ドラ1・石塚裕惺「坂本勇人選手のような球界を代表するショートに」都内で仮契約
巨人がドラフト1位で指名した石塚裕惺内野手(18)=花咲徳栄=が17日、都内のホテルで入団交渉に臨み、仮契約を結んだ。 交渉後、制服姿で会見に臨んだ石塚は「よりプロ野球選手になるんだなという実感が湧いてきました」と第一声。背番号は23番に決まり「自覚を持ってやっていかないといけない。23番と言えば石塚と、背番号が似合うように1日、1日、しっかりとやっていきたい。坂本勇人選手のような球界を代表するショートに育っていけるように」と、プロ1年目から活躍を誓った。 高校通算26本塁打。野球日本代表Uー18侍ジャパンで、4番を打った高校球界屈指の大型遊撃手だ。阿部監督も10月24日のドラフトで指名権を獲得した際、「野球をしている姿勢が素晴らしいし、負けん気の強さもテレビからでも感じた。格が違うなと思っていた」と評価していた。 同席した水野雄仁スカウト部長も「坂本勇人2世になってくれると期待しています」とエール。偉大な先輩に追いつけ追い越せと、巨人軍が繫ぐドラ1の系譜を受け継ぐ。