「数百人の容姿を撮影」兵庫県警が巡査部長処分 5~6年前から、面識ない女性や同僚の盗撮繰り返す
面識のない女性や同僚の盗撮を繰り返したとして、兵庫県警は22日までに、神戸市内の警察署で警備部門に勤務していた40代の男性巡査部長を本部長訓戒処分とした。神戸新聞社の情報公開請求で分かった。 【写真】後ろを注意、助け求めて…盗撮相次ぐ駅 県警によると、巡査部長は8月15日午前、路線バスで隣に座った女子高校生の脚をスマホで動画撮影。この女子生徒が110番し、県警が巡査部長のスマホを調べたところ、岡山県の百貨店で接客する女性店員の動画などが確認されたという。 兵庫県警の聞き取りに、巡査部長は5~6年ほど前から盗撮を繰り返したとし、「これまでに数百人の容姿を撮影した」と説明。「自分が楽しむために、かわいいと思う人を撮った」と話しているという。処分を受けた10月29日付で依願退職した。