大曲の花火、競演1万8千発 秋田、5万円のペア席新設
日本三大花火大会の一つとされる第95回全国花火競技大会(通称・大曲の花火)が26日、秋田県大仙市で開かれた。全国の花火師が腕によりをかけた約1万8千発が夜空で競演。4年ぶりに会場内に屋台も出る制限なしの開催となり、大勢の見物客でにぎわった。 東京都中野区の無職大月博さん(69)は「もう20回ほど来ているが、毎年わくわくする」と満面の笑みで話した。 5万円のプラチナペア席(378席)を新たに設けるなど、昨年より有料席を増やした。近年は安全対策として会場周辺を目隠しのフェンスで囲っている。 12都県から28業者が参加。成績は27日に発表される。