維新「消滅の危機」吉村氏が代表選出馬表明 「永田町で党首会談、立派な椅子、あれ必要?」 維新国会議員が「大阪の呪縛」と批判も
■代表戦には、松沢成文参院議員と金村龍那衆院議員も出馬の意向
代表選には、松沢成文参院議員と金村龍那衆院議員も出馬を目指すとしていて、12月1日に投開票が行われる。 吉村氏の代表選出馬について、さまざまな声があがっていた。 大阪維新の会の重鎮からは、「地域政党に戻るのか?他にいないから吉村氏なのか?本来なら国会議員がなるべきだろう」という批判的な声もあった。
■「政策でリードできるような新しい維新の姿を期待したい」と安田教授
大阪大学大学院 安田洋祐教授:いろんな批判の声があるとは思うんですけれど、地域政党に戻るのかということに関して言うと、ある意味、大阪という地域に根ざした国政政党という個性とも受け取れると思うので、これは悪い面ばかりではないとは思うんです。 今、自公政権が過半数取れていないので、小数与党の中で、政策の中身が非常に議論されている。国民民主がいくつか提案している政策が連日報道されていますよね。 政策を通じて、維新の取り組みを発信できる状況に現在ないと思うんです。吉村さんがもし代表になれば、政策でリードできるような、新しい維新の姿を期待したいです。 吉村氏は知事として、来年は万博の仕事もあります。党の代表は務まるのか? 関西テレビ 神崎博報道デスク:松井さん(前代表)は知事とか市長と兼ねて、国政政党の代表もされていたので、そこは問題ないんじゃないかなと思いますけれども、国政政党は東京に本部があって、国会議員が代表を務めるのが型のようになっています。維新は本部も大阪にありますし、代表も大阪の知事であって、地方を代表するという意味で、ひとつぐらいそういう政党があってもいいんじゃないかなと思います。 日本維新の会の代表戦は、11月17日告示、12月1日投開票だ。 (関西テレビ「newsランナー」 2024年11月12日放送)
関西テレビ