ウォリアーズと延長契約したカリー「さらに勝利していくこと。その基準は変わっていない」
8月30日(現地時間29日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズは、ステフィン・カリーと1年の延長契約を締結したことを発表した。 【動画】昨シーズンにカリーが魅せたベストプレー集はこちら! カリーの代理人を務める『Octagon』のジェフ・オースティンが『ESPN』へ伝えたところによると、そのサラリーは6260万ドル(約91億3960万円)で、2026-27シーズンまでウォリアーズの契約下へ入ることとなった。 翌31日に『The Athletic』へ公開された記事の中で、カリーはこの延長契約はNBAデビューからずっと在籍しているウォリアーズとの契約を継続しただけでなく、「さらに勝利していくこと」だと話していた。 「自分たちに(勝利する)チャンスを与えるために必要な手順を踏んでいる。その基準は変わっていないし、その期待が変わることもない」 36歳のスーパースターは、今シーズンでウォリアーズ一筋16年目を迎えるフランチャイズプレーヤー。シーズンMVPに2度、ファイナルMVPも1度選ばれ、このチームで4度の優勝に主軸として貢献し、今夏のパリオリンピックではアメリカ代表として金メダルも獲得。 昨シーズン、チームは3年ぶりにプレーオフから遠ざかり、オフには“スプラッシュ・ブラザーズ”の相棒クレイ・トンプソン(現ダラス・マーベリックス)が退団したものの、バディ・ヒールドやカイル・アンダーソン、ディアンソニー・メルトンらをロスターへ加えた。 この時期にウォリアーズと延長契約を締結したことで、カリーはやるべきことに集中できると口にしていた。 「今いる自分の立ち位置、機会、これまでの旅をともにしてきた人たちのサポートには感謝している。いつも言っているように、僕はキャリアを通して1つのチームでプレーしたかった。だから(延長契約を)手にしたことはいいことだし、これでバスケットボールとシーズンに向けてフォーカスできる」 ウォリアーズのトップスコアラーとして君臨するカリーは、ドレイモンド・グリーンやアンドリュー・ウィギンズ、ジョナサン・クミンガ、ケボン・ルーニー、ゲイリー・ペイトン2世といったチームメートたち、ブランディン・ポジェムスキー、トレイス・ジャクソン・デイビスという先発入りが予想されている若手たち、さらには新加入選手たちとケミストリーを構築し、新たなシーズンへ臨むこととなる。
BASKETBALL KING