杏、“疑似親子役”中須翔真からのサプライズに「涙出そう！」…主演映画イベント
女優の杏が７日、都内で行われた主演映画「かくしごと」（関根光才監督、６月７日公開）の完成披露舞台あいさつに中須翔真、佐津川愛美、安藤政信、奥田瑛二、関根監督と出席した。 絵本作家の千紗子（杏）と、血のつながりのない少年（中須）が一緒に暮らし始めるヒューマン・ミステリー。杏は、長編映画の主演は２作目で、「オケ老人！」（２０１６年公開）以来、８年ぶりとなった。 杏は血のつながりのない少年を連れ帰り、“疑似親子”となる難役に挑戦。私生活では３人の子どもを育てる母親であることから、「子どもが巻き込まれるニュースに、えもいわれぬ悲しみや怒りを覚えるようになった。それを思い切り体現できる映画なのかなと思いました」と撮影を回想した。 中須は、撮影時にホテル滞在が続いていたことを明かし「撮影中に杏さんがお菓子や、僕のお母さんにお酒を差し入れてくれて…助かりました！」と気遣いに感謝。杏は「彼のほんっとうに素晴らしいお芝居を受けて、自分のお芝居もどんどん変わっていきました」と絶賛した。 イベントの最後に、中須は母の日が近いことから、杏に向けて「僕のお母さんになってくれてありがとう」と花束を手渡した。杏はサプライズに「涙が出そう」と大感激していた。
報知新聞社
