扱いやすいサイズとフットワークの良さが自慢「フォルクスワーゲン・ゴルフトゥーラン」【最新ミニバン 車種別解説 VOLKSWAGEN GOLF TOURAN】
居住性
ゴルフ8の1.5lターボにはマイルドハイブリッドが組み込まれているが、トゥーランには付いていないため、ゴルフほど燃費が良くないのが残念なところ。それでも1.5lターボは低回転域からトルクがあり、トゥーランの重いボディでも思いのほかスムーズに走ってくれる。もちろんディーゼルの方がトルクは太く、多人数乗車時でも余裕のある加速を見せてくれるが、VWのディーゼルは音と振動が大きめなので少人数で乗ることが多いなら、ハンドリングも軽快感があるガソリン車がいい。
うれしい装備
月間販売台数 66台(23年5月~10月平均値) 現行型発表 16年1月(一部仕様変更 21年4月) WLTCモード燃費 16.3 km/l※ディーゼル車
ラゲッジルーム
フットワークはドイツ車らしい重厚感のあるもので、直進安定性も高いから長く運転していても疲れにくい。ボディ剛性が高いおかげで操舵に対するクルマの動きも的確で、ミニバンとしては少し引き締まったサスペンションが車体のロールも抑えてくれるから、曲がりくねった山道でも安心して駆け抜けることができる。乗り心地は少し硬めだが、すぐに慣れるレベルだ。ミニバンにもフットワークの良さを求める人に、一番にお薦めしたいクルマだ。 ※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.155「2024最新ミニバンのすべて」の再構成です。 http://motorfan-newmodel.com/integration/155/
MotorFan編集部