【台風情報】台風21号「猛烈な勢力」へ 沖縄の南海上で“目がハッキリ” 31日にも中心気圧915hPa・最大瞬間風速75m/s予想 台湾直撃後は東に向かって本州方面へ 11月スタートに“季節外れの大雨”も【3連休までの雨・風シミュレーション】
アメリカ海洋大気庁(NOAA) アメリカ海洋大気庁の台風21号に関するアンサンブル予報結果です。「アンサンブル予報」は、数値予報の計算に使う最初の値をわずかに変えたものを複数計算して、その平均やばらつきの程度といった統計的な情報を用いて進路を確率的に予想するものです。 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF) ヨーロッパ中期予報センターのアンサンブル予報結果です。 ※台風の最新情報については気象庁発表する台風情報をご確認ください。 アメリカやヨーロッパなど海外予報機関の進路予想を見ても、台湾をかなり強い勢力で直撃したあとに進路を東寄りにかえて日本列島付近へと進む予想ですが、勢力はかなり弱くなる予想で、台風のまま接近する可能性は小さくなっています。 【画像で確認】11月スタートは本州で季節外れの大雨も 11月4日までの雨・風シミュレーション ただ台風から低気圧に変わったとしても暖かく湿った空気を引き連れてやってくるために、本州付近に停滞する秋雨前線の活動を活発にさせるおそれがあります。11月スタートの時期としては季節外れの大雨となる所も出てくる予想です。 ■11月スタートは季節外れの大雨に 台風由来の暖湿空気+秋雨前線で 台風21号は九州の西の海上へ進んでくるころには温帯低気圧に変わっている予想です。一方で11月1日から2日にかけては東日本や西日本付近にのびる秋雨前線と一帯となって東へと進み、暖かく湿った空気をもたらすために前線の活動を活発にさせるおそれがあります。 この時期にはあまりないような暖かく湿った空気の流れ込みが強まるために、“季節外れの大雨”となるおそれがあります。場所によっては「警報級の大雨」となる所も出てくる予想です。雨の降り方にはご注意ください。 【画像で確認】11月スタートは本州で季節外れの大雨も 11月4日までの雨・風シミュレーション
中国放送