堀ちえみ、17年ぶり新曲に涙「助からない方が良かったと思ったことも」19年に舌がん
歌手の堀ちえみが24日、フジテレビ系「めざまし8」で、17年ぶりに新曲をリリースする思いを涙ながらに告白した。堀は19年にステージ4の舌がんと診断されている。 堀は07年「君といる世界」以来、17年ぶりに新曲「FUWARI」をリリース予定。番組では新曲販売イベントに向け準備する堀にインタビューを行った。 19年にステージ4の舌がんと診断され、舌の6割を切除するという大手術を受けた。「歌うことにとって致命的な部分を手術して、プロとしてまた歌う、再開するっていうことは絶対に不可能だと思って、一時は歌を手放した。もう歌えないと…」と手術を受けた当時の心境を振り返った。 手術を受けた直後はしゃべることもままならず「こんな状態だったら、いっそ助からなかった方が良かったのかなと思ったこともあるぐらい、ショックだったんですね」と涙も流した。 新曲は堀が作詞を担当したといい「私の身に起きたのはかわいそうなことでも、辛い事でもなく、通り過ぎたら気付かせてもらえることがいっぱいあった、良かったんだって思わないと。だからこそ楽しまないともったいない」と最後は笑顔を見せていた。