【詳報】岡山シーガルズ、新年の初戦を飾れず 埼玉上尾に1―3で逆転負け、SVリーグ女子
バレーボールの大同生命SVリーグは4日、各地であり、埼玉県の上尾市民体育館でアウェー戦に臨んだ女子11位の岡山シーガルズは、3位の埼玉上尾に1―3で逆転負けし、新年の初戦を飾れなかった。通算5勝12敗で順位は変わらず。 シーガルズは粘り強い守備からセンター長瀬や金田、中本の両レフトのアタックで相手を翻弄(ほんろう)し、第1セットを25―19で先取。第2セットも16―11と先行したが、8連続失点でひっくり返されて失うと、続く2セットも奪われた。 大阪Mは群馬を3―0で退け、16勝3敗。デンソーは山形に3―0で勝ち、17勝4敗とした。 男子は大阪Bが愛知を3―1で下し、16勝目(3敗)を挙げた。愛知は16勝5敗。 埼玉上尾 3―1 岡山シーガルズ 19―25 25―20 25―19 25―17 【評】岡山シーガルズは第1セットを大差で奪ったものの無念の逆転負け。5点リードした第2セットを落とし、一気に勢いがしぼんだ。埼玉上尾の長短織り交ぜたサーブに対応できず、サーブレシーブ成功率が35・8%にとどまったのが響いた。アタック決定率が29・2%と精度を欠く中、金田は19得点と気を吐いた。 埼玉上尾は多彩な攻撃で的を絞らせず、20得点の佐藤ら5人が2桁得点した。