東海大静岡女子野球部が創部会見…選手7人で全国目指す
東海大静岡キャンパスの女子硬式野球部は5日、静岡市内で創部会見を行った。新監督に就任する弓桁義雄氏(60)は、系列校である東海大静岡翔洋高の女子硬式野球部監督も継続して指揮する。新入部員は8人(いずれも1年生)で、系列校からはマネジャー1人を含む3人が入部。また初代主将は、開志学園(新潟)出身の鈴木はな内野手が務める。 選手の人数は7人と足りないが、現在も入部の呼びかけを続けている。人数がそろえば8月の「全国大学女子硬式野球選手権大会」に出場するという。それまでは、高校生と組んでプレーする。弓桁新監督が高校でも指導していることを“プラス”にする構えだ。初の実戦は14日の蒲原シニアとの練習試合。27、28日の「女子野球GIANTS杯福島大会2024」に出場予定だ。 少人数ながら実力者がそろった。花巻東(岩手)ではエースとして2度、全国準優勝に貢献した関口瑞生投手は「プロ野球選手を目指しながら、頑張っていきたい」と意気込んでいた。(伊藤 明日香) 新井悠香捕手(東海大静岡翔洋高出身。母校は7日、全国高校女子野球選抜大会の決勝に臨む)「自分たちが超えられなかった壁を超えてくれた(過去の全国大会は16強が最高)。楽しんできてほしい」
報知新聞社