デンマークvsセルビアは互いに決定力を欠きゴールレスドロー…デンマークは2位でGSを突破【ユーロ2024】
ユーロ2024グループC最終節のデンマーク代表vsセルビア代表が25日に行われ、0-0の引き分けに終わった。 【写真&動画】デンマーク代表のW杯ユニフォーム3種類が発表 グループステージ2戦連続ドローの2位デンマーク(勝ち点2)は、前節のイングランド代表戦のスタメンからクリスティアンセンをバーに変更した以外は、同じスタメンを採用。2トップにホイルンドとヴィンドを起用し、トップ下にエリクセンを据えた[3-4-1-2]で試合に臨んだ。 一方、1分け1敗の最下位ながら決勝トーナメント進出の可能性を残すセルビア(勝ち点1)は、劇的ドローとなったスロベニア代表戦からスタメンを3人変更。ヴラホビッチやタディッチ、ムラデノビッチに代えてサマルジッチ、グデリ、ミヤイロビッチをスタメンで起用した。 立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、デンマークは16分に最初のチャンスを迎える。ボックス左横でホイルンドの落としを受けたメーレがクロスを供給すると、ゴール前で相手DFともつれたバーが倒れ込みながら頭で合わせたが、これはゴール右に外れた。 さらに23分には、エリクセンの右CKをGKの前に位置取っていたヴィンドが体ごとゴールに押し込んだが、これは右CKのボールが先にラインを割っており、ノーゴールの判定となった。 前半半ば以降もアタッキングサードまでは比較的簡単にボールを運ぶデンマークだが、GKライコビッチを中心に集中した相手の守備を最後まで崩し切ることはできず。前半はゴールレスで終了した。 迎えた後半、デンマークはヴィンドを下げてスコフ・オルセンを投入。対するセルビアは、サマルジッチとグデリを下げてタディッチとヨビッチをピッチに送り出した。 前半同様にデンマークが主導権を握るかと思われたが、先に決定機を迎えたのはセルビアだった。53分、10のスルーパスに抜け出したヨビッチのシュートはDF3のブロックに阻まれたが、こぼれ球に再び反応した8の折り返しが守備に戻ったDFアンデルセンのオウンゴールを誘った。 このゴールでセルビアの先制かと思われたが、VARの介入の末にヨビッチのオフサイドが認められ、ゴールは取り消された。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、再びチャンスを迎えたのはセルビア。81分、パブロビッチのロングパスをボックス左深くで収めたヴラホビッチが折り返しを供給。相手DFに当たったこぼれ球をミトロビッチがダイレクトシュートで狙ったが、これはゴール右に外れた。 結局、試合はそのままゴールレスでタイムアップ。この結果、デンマークが2位でグループCを突破。一方のセルビアはグループステージ敗退が決定した。 デンマーク 0-0 セルビア
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