『嵐』ブレーク時期は? ── ネットの「検証」サイトなどで話題に
音楽番組はもちろん、ドラマ、バラエティー、報道番組に至るまで幅広い活躍を見せているジャニーズ事務所の人気グループ『嵐』。結成15周年となった昨年には、「第47回 オリコン年間ランキング2014」で、「アーティスト別トータルセールス部門」で138億2000万円のセールスを記録し、昨年に続き2年連続4回目の1位を獲得。さらに、ミュージック映像9部門も完全制覇し、計10部門で1位に輝いた。
華々しい活躍を見せた15周年のメモリアルイヤー
また、8月には約10年ぶりとなる主演映画「ピカ☆★☆ンチ LIFE IS HARD たぶんHAPPY」を上映し、9月にはグループ結成の地である米ハワイで特別公演を行い、2日間で計3万人を動員。10月にアルバム「THE DIGITALIAN」をリリース後、11~12月にかけて5大ドームツアー「ARASHI LIVE TOUR 2014 THE DIGITALIAN」を開催し、大みそかにはアナウンサー以外では史上初となる5年連続での「NHK紅白歌合戦」の司会を務めた。 各メンバーのソロ活動を見ても、松本潤が「失恋ショコラティエ」(フジテレビ系)、二宮和也が「弱くても勝てます」(日本テレビ系)、大野智が「死神くん」(テレビ朝日系)とそれぞれドラマの主演を担当。櫻井翔は「NEWS ZERO」(日本テレビ系)ではキャスター、「櫻井有吉アブナイ夜会」では司会を担当し、相葉雅紀は11月公開の映画「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」で映画単独初主演を務めるなど活躍が目立った。 15周年のメモリアルイヤーを華々しく飾った『嵐』だが、最近ファンの間で何かと話題になっているのが、「『嵐』はいつブレークしたのか?」というテーマだ。インターネット上ではファンによる『嵐』のブレーク時期を検証するサイトやブログなどが数多く乱立し、盛り上がりを見せている。
ファンの間で盛り上がる『嵐』のブレーク時期の検証
1999年11月に1stシングル「A・RA・SHI」でデビューし、いきなりオリコンシングルランキングで1位を獲得した『嵐』だが、15年間の歩みは決して順風満帆だったわけでない。 その後は所属レコード会社を移籍したり、司会を務めたフジテレビ系「なまあらし LIVESTORM」が平均視聴率1%台を記録したりと低迷した時期もあった。 そうした不遇の時を経て現在の人気があるわけだが、そのブレーク時期についてファンの間では2002~2008年という意見が多いようだ。理由として挙げられている主な出来事をまとめると、以下のとおりとなる。 2002年 ・冠番組「Cの嵐!」が7月から日本テレビ系でスタート。 ・初主演映画「ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY」が10月に公開。 ・日本テレビ系ドラマ「ごくせん」に松本潤が出演。 2003年 ・TBS系ドラマ「きみはペット」に松本潤が出演。 2004年 ・日本テレビ系「24時間テレビ『愛は地球を救う』」でメインパーソナリティーを務める。 2005年 ・TBS系ドラマ「花より男子」に松本潤が出演。同ドラマのオープニング曲「WISH」を『嵐』が担当。 2006年 ・グループ初のアジアツアーを開催。 ・二宮和也が米ハリウッド映画「硫黄島からの手紙」に出演。 ・櫻井翔が日本テレビ系「NEWS ZERO」でキャスターデビュー。 ・グループ初のアジアツアーを開催。 2007年 ・グループ初のドーム公演と東京ドーム初単独公演を開催。 ・松本潤がTBS系ドラマ「花より男子2(リターンズ)」に出演。同ドラマのオープニング曲「Love so sweet」がオリコン年間シングルランキングで4位にランクインし、グループ初の年間トップ10入りを果たす。 2008年 ・グループ初の5大ドームツアー、2度目となるアジアツアーを開催。東京公演は国立競技場で行う。 ・日本テレビ系「24時間テレビ『愛は地球を救う』」で2度目のメインパーソナリティーを務める。 ・プライムタイムでの初の冠番組「ひみつの嵐ちゃん!」がTBS系でスタート。 ・メンバー出演のauのCMが放送をスタートして話題に。 ・大野智がTBS系「金曜ドラマ・魔王」で生田斗真とともにW主演。同ドラマの主題歌「truth」が収録されている23thシングル「truth/ 風の向こうへ」がオリコン年間シングルランキングでグループ初の年間1位を獲得。2位にも前作「One Love」が入り、同ランキングの1~2位を独占。