【ソフトバンク】脳挫傷の生海が現状維持で育成再契約を結ぶ「悔しいですけど…」
ソフトバンクの生海外野手(24)が、15日に育成再契約を結んだ。年俸は現状維持の1050万(金額は推定)でサインした。 生海は「悔しいですけど、支配下に戻って一軍でプレーすることしか考えていない」と前を向いた。 今年1月の自主トレ期間に打球が左ほおを直撃。「左側頭葉脳挫傷」の診断を受け、競技復帰までには1年から1年半かかる見込みだった。長期に及ぶリハビリに取り組んでいたが、先月28日に来季の支配下選手契約を結ばない通告を受けた。 通告を受けた際には「悔しい」と感情をあらわにした。この日の会見では「最初は少しイライラしてしまったが、イライラしてもしょうがないと思って、プレーして結果を出すしかないと自分に言い聞かせました」と気持ちを切り替えた様子だった。 段階を踏んでの復帰を目指す。「もう少しかかりそうなので来年は三、四軍の試合に出ることからです」と24歳は先を見据えた。
東スポWEB