70歳の男性作業員が転落し労災 高さ20メートルののり面から落下 意識不明の重体 島根県浜田市
島根県警浜田警察署は11月12日、浜田市で道路の災害復旧工事中に高齢の男性作業員がのり面から転落する労災事故が発生したと発表しました。男性は病院に運ばれましたが、胸などを強く打ち意識不明の重体となっています。 警察によりますと、12日午後2時過ぎ、浜田市の70歳の男性が県道301号線の災害復旧工事に関連し、のり面でほかの作業員と共に地質調査を行っていたところ、何らかの理由で高さ約20メートルの位置から転落しました。 男性は市内の病院へ救急搬送されましたが、意識不明の重体だということです。 事故があったのは、島根県の浜田県土整備事務所が発注した簡易型一般競争入札(事後審査型)ののり面処理工事で、工期は2025年3月3日まで。浜田市の建設会社が落札率99.8%で落札していました。 警察が事故の原因などを詳しく調べています。