新しいイヤホンと、「発信する」ということ【hal 後藤由紀子さんの暮らしのエッセイ】
静岡・沼津で暮らしの道具の店『hal(ハル)』を営む後藤由紀子さん。50代ならではの装い、台所の工夫、人付き合いのコツなど、暮らしにまつわるさまざまなことを紹介した著書を多数出版しています。日々の生活から生まれるアイデアや気づきは素直で等身大。多くのファンの心をつかんでいます。そんな後藤さんの暮らしのエッセイをお届けします。 【画像一覧を見る】
イヤホンを新調しました
少し前のことになりますが、イヤホンを購入しました。ずっと欲しいと思って探していて決めたのは「SHOKZ」(ショックス)のもの。 骨電動イヤホンのため、耳の穴に入れるのではなく、イヤーカフのように耳に引っかけて使います。一番の利点は、耳を完全にふさがないので、音楽やラジオを聴きながらも、聞き逃したくない音(たとえばアナウンスや料理中の音など)もしっかりキャッチできます。長時間、装着することを考慮したデザインで、圧迫感がないのがなにより快適。しかも、音漏れもありません。 イヤホンを買ったのは久しぶり。車の運転中はラジオを聞いていましたが、新幹線の移動はいつも音がない生活だったので、とても新鮮。 車窓を眺めながら「聴く」を楽しんでいます。
聴くつながりで、ボイシーとSNSのこと
サブスクリプションやオンデマンドが充実しているので、音楽にラジオにと、「聴く」コンテンツには困らない今日この頃。ちなみに私はサブスクなら「スポティファイ」を。ラジオはジェーン・スーさんの番組が好きでよく聴いています。 また、最近のお気に入りが、無料音声アプリ「ボイシー」。もともとは講師を務めている小田急電鉄の「ママカレ」というオンラインコミュニティサイトの受講者さんにおすすめしてもらいました。 私自身も、「ささやき女将のごきげんRadio」という放送を2年ほど続けています。 ユーチューブよりも手軽で身軽にできることが合っていたようです。お悩み相談コーナーもあり、お悩みや話を聞くことで、私自身が考えさせられることも多々あります。