マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が「ブラックパンサー」第3作の製作を正式に認める
マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が「ブラックパンサー」第3作の製作を正式に認める
マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が、「ブラックパンサー」シリーズの第3作がマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で製作されることを認めた。このニュースは、先月デンゼル・ワシントンがうっかり口にしたことで話題となっていた。 Deadlineによると、ネイト・ムーアは2025年に同社を退社することを発表したが、その前に第3作に取り組む予定だ。 ムーアは、「マーベルの同僚や映画のキャスト・スタッフと同じぐらい、映画製作や物語を愛する人々と一緒に仕事ができたことを幸運に思います。映画に対する情熱と経験を、『ブラックパンサー3』でワカンダの世界に戻ることも含め、あらゆるジャンルの劇場映画に活かせることに、これ以上ないほどワクワクしています」と語った。 ファイギとマーベル・スタジオの共同社長ルイス・デスポジートも、シリーズの復活について軽く言及している。「ムーアがいなくなると寂しくなりますが、彼の次なる活躍を楽しみにしています。また、『ブラックパンサー』の次の映画で、彼と新しい形で仕事ができるのは幸運なことです」とコメントした。 11月、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』に出演したデンゼル・ワシントンが、マーベルが『ブラックパンサー』第3作を少なくとも検討していることをうっかり漏らし、『ブラックパンサー』と続編『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』を監督したライアン・クーグラーが、ワシントンのために新作での役を執筆中だと明かした。 ファイギが控え目に正式発表するまで、第3作については何の情報もなかった。しかし、さらなる詳細が明らかになるまでは、まだしばらく時間がかかりそうだ。 チャドウィック・ボーズマンは2020年に亡くなるまで、MCUで初代ブラックパンサー/ティ・チャラ役を演じた。その後公開された『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』では彼の死が感動的な形で追悼され、劇中でティ・チャラの死も描かれた。 続編では、レティーシャ・ライト演じるティ・チャラの妹シュリがブラックパンサーの役割を担い、第3作でもそのストーリーが引き継がれる可能性が高い。ただし、Disney+でアニメシリーズ『Eyes of Wakanda(原題)』の配信も控えているため、このシリーズでさらなるストーリーが展開することも考えられそうだ。
Ryan Dinsdale