【日本株】2025年・新春の「おすすめ新興株」2銘柄! 旅館向けITツールが急成長の「tripla」、2ケタの増収増益を計画するディスカウント店「トライアルHD」に注目
【2025年・新春のおすすめ新興株】旅館向けITツールの「tripla」、ディスカウントストアの「トライアルホールディングス」に注目! 【図版】アナリスト評価が「強気」の「トライアルホールディングス(141A)」は、全国320店以上のディスカウントストアを展開! ●主力サービスが急成長する「tripla」と、 2ケタの増収増益を見込む「トライアルHD」に注目! 2024年9月から11月までの3カ月間で、東証グロース指数は約4%下落した。6月から8月まで約8%上昇したものの、その後は再び軟調になり、650ポイント前後で推移している。 ただし、なかには株価上昇に期待できる「新興株」もある。そこで、以下では東証グロース市場に上場する新興株のうち、アナリストが業績をチェックしたうえで、投資判断を「買い」「強気」としている2銘柄を紹介! 投資の参考にしてほしい(※最低投資額などの数字は、2024年12月4日時点。投資判断は今後3カ月に関するもので「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階。投資判断や分析コメントはアナリストなど17名から構成された「ダイヤモンド・ザイ人気500銘柄分析チーム」が担当)。 最初に紹介するのは、アナリスト評価が「買い」のtripla(5136)だ。 triplaは、旅館向けITツールを開発する企業。第3四半期までの低進捗率を受け、株価は下落。ただ、業績は第4四半期偏重のため、懸念は不要だ。主力の宿泊予約システムの導入施設数の増加は加速しており、従量収益も急成長している。会話ツールのAIチャットボットの解約が多いことが唯一の懸念材料。だが、ほかのサービスの成長性や複数の買収した会社の連結効果、海外での展開余地を踏まえれば来期以降も高成長が期待できる。 続いて紹介するのは、アナリスト評価が「強気」のトライアルホールディングス(141A)だ。 トライアルホールディングスはディスカウントストアを手掛ける企業。全国に320店舗超を展開。レジ機能付きカートなど、IT化を積極推進。第1四半期は積極出店効果に加え、既存店も順調。販管費増加により上場前の前年同期比で営業減益だが、想定内として上期・通期の計画は変更せず。既存店の成長、積極出店、収益性の改善、IT活用の4つの重点戦略を掲げ、通期で13%増収・20%営業増益を計画。第1四半期の進捗から見て達成可能だ。特段割安ではないが、株価上昇が期待できる。
ザイ編集部
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