JR東海道線、運転を再開 電柱接触事故で2人負傷
神奈川県鎌倉市のJR東海道線藤沢―大船間で5日夜、電車が垂れ下がった架線に接触し、倒れた電柱とぶつかったとみられる事故で、JR東日本は6日、東海道線の運転を再開した。湘南新宿ラインは新宿駅以南で午前中の運転を見合わせる。大船署は事故で運転士と乗客の計2人が軽いけがをしたと明らかにした。 【写真】車両から降りて線路を歩く乗客ら「突然ドーンと音」JR東海道線、大船―藤沢
電車には千人以上の乗客がいた。乗客は安全確認のため1~2時間程度、車内に閉じ込められた後、順次歩いて近くの大船駅に避難した。熱中症や過呼吸を訴え、病院に搬送された人もいた。 JR東は事故発生後から東海道線東京―熱海間などの運転を見合わせた。同社は6日午前時点で、約15万人に影響したと発表した。