【オリックス】交流戦V消滅 中嶋聡監督「普通に守ってたら取れるフライ」ミスからの失点悔やむ
<日本生命セ・パ交流戦:オリックス3-5ヤクルト>◇14日◇京セラドーム大阪 オリックスがヤクルトに競り負け、交流戦の優勝が消滅した。 3年前の日本シリーズ開幕戦で7回1得点に抑えられたヤクルト奥川に5回1得点にまとめられて復活勝利を献上。中嶋監督は「守備のところだと思います。ダブルプレーの取り損ねとか、クロスプレーにはなってると思うんですけど。それでももたついたりしたのはダメですし。普通に守ってたら取れるフライでしょうし」と悔やんだ。 初回は一塁ベースカバーに入ったカスティーヨの落球で先頭西川を生かしてしまい、失点につながった。3回は二塁西野のボールの握り損ねから併殺を取れず。17年以来の1試合4安打を放った西野だったが「打撃より、守備で併殺が取れなかったのがすべてです」と肩を落とした。フェンスぎりぎりに飛んだサンタナの打球も右翼来田が捕球できず、この回3失点。逆にオリックスの安打性はヤクルト守備陣に好捕された。 それでも4回に杉本が待望の今季1号。光を今日につなぎたい。【堀まどか】 ▽オリックス杉本(4回に待望の今季1号。試合前にチームメートにドーナツを大量に差し入れ)「いいことをした効果が出たのかな。もっともっと打ちたいです」