大学・短大生の就職内定率96.9% 過去最高を更新 大分
今年春に大分県内の大学や短大を卒業した人の就職内定率は96.9%で、企業の人手不足を背景に過去最高となりました。 大分労働局によりますと、今年3月に県内の大学や短大を卒業した人の就職内定率は前の年より1.2ポイント増え、96.9%でした。これは1996年の統計開始以来、最も高い水準です。 過去最高となった要因について大分労働局は、人手不足を背景に中小企業の労働環境の改善が進み、学生の選択肢が増えた結果とみています。 大分労働局 佐藤広道局長音「大企業だけでなく中小企業の中にも学生を呼び込むためには一定程度労働条件の改善が必要であるという意識が浸透しつつある」 一方、高卒者の就職内定率は99.6%で、過去最高だった去年よりわずかに減少したものの依然高水準で推移しています。
大分放送