Ｔ－Ｈａｗｋを攻める渡辺壮馬（右）

　GLEAT13日の新宿大会で、渡辺壮馬（26）がT―Hawkを破り田村ハヤトの持つG―REX王座への挑戦を表明した。 　新ユニット「G―RIZE」を立ち上げて勢いに乗る渡辺はこの日、G―REX前王者のT―Hawkとメインで一騎打ちした。試合は両者が激しく激突する白熱の試合になる。途中、T―Hawkの強烈なチョップに何度も悶絶させられたが、最後は猛攻を耐えてからドロップキックを叩き込んで3カウントを奪った。 　試合後、渡辺はT―Hawkから「俺からお前に言うことは1個だけだ。そのまま前だけ見て突き進め。頑張れよ」とエールを送られる。そしてマイクを持つと「何度も『はねる、はねる』って言われてそれでもはねられなくて落ちた時もあったけど、T―Hawkみたいなうざい先輩がいたから、ぶっ飛ばさなきゃいけないから、ここまで来れたよ。ありがとう」と感謝の弁。前T―REX王者のT―Hawk超えを果たし「勝って一つ言いたいことがある。それは、田村ハヤトの持つG―REXに挑戦したい。誰もあのベルトに挑戦の名乗りをあげないのはみんながほしくないからし、あいつが価値をドンドン下げてるからだよ。俺が取って輝くベルトにする」と宣言だ。これに田村も「つべこべ言わず、俺とタイトルマッチやろうぜ」と応じ、12月30日の東京ドームシティホール大会での王座戦が決定した。