唐桑の2漁港結ぶ小鯖トンネル利用始まる 避難道路としての役割も期待〈宮城・気仙沼市〉
仙台放送
宮城県気仙沼市唐桑地区の2つの漁港を結ぶ新たなトンネル「小鯖トンネル」が完成し、12月10日に利用が始まりました。 新たに完成したのは唐桑半島西側の小鯖漁港と鮪立漁港を結ぶ「小鯖トンネル」です。10日、開通式が開かれ郷土芸能やテープカットで完成を祝いました。 東日本大震災後、2つの漁港の防潮堤整備に伴い、新たに造られた全長55メートルのトンネルで車道2車線と歩道が整備されています。 住民 「車で行ったり来たりできるからうれしい」 小鯖自治会 伊藤真也会長 「防災面では安全性がグレードアップされる鮪立地区・小鯖地区が身近に感じてコミュニケーションも図られる」 災害時の避難道路としての役割も大きく、地域の生活道路としての利便性向上が期待されています。
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