台風の目か…最接近の長崎・五島市から中継 台風6号
日テレNEWS
台風6号は、9日午後10時には長崎・五島市付近にあって、1時間におよそ15キロの速さで北へ進んでいます。現在、台風が最も接近している長崎県五島市から、現在の様子を青木記者が中継で伝えます。 ◇ 現在、風はほとんど吹いていませんが、小雨が降り続いている状況です。県内のほぼ全域が風速25メートル以上の暴風域に入っていて、気象台によりますと、このまま予報円の中心を進めば、五島市を通過する可能性もあるということです。 台風の接近とともに風も強まっていて、最大瞬間風速は五島市木場町で27.3メートルなどを観測しています。 また、今回の台風はゆっくりと進んでいることから、雨も長い時間続く見込みで、長崎県内では10日午後6時までの24時間に、200ミリから250ミリの雨が予想されています。 気象台は、九州北部でも10日午前中にかけて「線状降水帯」が発生するおそれがあるとしています。 ここ五島市を含む5つの市と町に「避難指示」が出ていて、県全体では午後10時45分現在で2068世帯、2714人が避難しています。 気象台は、暴風への厳重な警戒、土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。