「将来的にすごいウイスキーに」第一人者も“3年後の味”に期待 月光川蒸留所にほかにはない「貯蔵棟」完成【山形発】
「将来的にすごいウイスキーになる」
完成した貯蔵棟では、樽に入れて熟成させるウイスキーの原酒4~5年分を保管できる。 国の国外で数え切れないほどウイスキー蒸留所を訪れ、その味を確かめてきた土屋さんは、鳥海山の伏流水を使った山形のウイスキーの3年後の味に期待を寄せている。 ウイスキー文化研究所・土屋守代表: 素晴らしくおいしいですね。このおいしさは、まだ仕込んだばかりのニューポットの段階なので、樽熟成を重ねていってどうなるかということはまだわからない。この作りを続けていったら、いろんなチャレンジする意欲さえあれば、間違ったものは出来ていないし、将来的にすごいウイスキーになる可能性は秘めている。 日本のウイスキー第一人者も関心を寄せる月光川蒸留所。佐藤淳平社長は「まずはおおむね好評、評価をいただけたと思う」と手ごたえを感じている。 その上で「アドバイスをいただいた部分は改善しつつ、良いものを作れるようブラッシュアップして進化していきたい」と決意を固めた。
販売予定は3年後 2027年に期待!
月光川蒸留所では、9月に2年目のシーズンの仕込みが始まった。これまで培った知識と技術を生かしておいしいウイスキーを生み出すための挑戦が続く。 月光川蒸留所の貯蔵棟で熟成されたウイスキーが販売されるのは、3年後の2027年の予定。 (さくらんぼテレビ)
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