関西学生アメフト 立命大のQB竹田剛は兄でDeNAドラフト1位指名された竹田祐投手からメンタルを強くする方法学ぶ!
全国屈指の戦いが繰り広げられる関西学生アメリカンフットボールのディビジョン1。 強豪8チームが総当たりで争うリーグ戦、第5節終了時点で、1位が全勝の関西学院大学、2位に4勝1敗の立命館大学と関西大学が並ぶ状況です。 今回は、第6節の京都勢対決、立命館大学 対 京都大学との一戦を紹介します! 今シーズンから指揮を執る立命館大学の高橋監督は、前節、気負い過ぎて関大に敗れたと反省します。 【声】立命館大・高橋監督 「関大戦の敗戦は、日本一にならないといけないというプレッシャーを自分自身にかけすぎていた。 本当に1年目のヘッドコーチとしての反省が多い試合でした」 楽しくプレーする自分たち本来のフットボールに立ち返ることが、目標だったという立命館は、試合開始早々から京大を圧倒します。 RBのキャプテン山嵜が63ヤードを走り切ってタッチダウン。 これで波に乗ると、司令塔、QB3年の竹田が魅せます! 矢のようなパスを通して追加点を奪うと、圧巻は、第2Qの6分、42ヤードのタッチダウンパスを見事に決めます。 前節の関大戦は、自分の焦りが敗因につながったと反省する竹田が、実力を発揮します。 10月24日、プロ野球ドラフト会議で横浜DeNAに1位指名された兄の竹田祐投手からもメンタルを強くする方法を学んでいます。 【声】立命館大・竹田剛選手 「お兄ちゃんもピッチャーとしてずっと、ひとりで戦っていた。 自分も同学年でひとりだけのQBになって、自分がくずれたら良くないので、(敗戦後の)立ち直り方とか見習ってがんばってやっています」 一方、過去6回の大学日本一を誇る京都大学のアメフト部ですが、1994年以来、大学王座から遠ざかっています。 しかし、ことしもキャプテン上田を中心に、伝統のあきらめないフットボールは失われていません。 第4Q、ここまで無得点に抑え込まれていた京大ですが、オフェンス陣が執念を見せます。 試合残り4分、3年、QB浦田からの渾身のパス! 相手がはじいたボールにWR 2年廣田が飛び込み、タッチダウン! 【声】京都大 QB18 浦田紘佑選手(3年) 「オフェンスラインも相当にしんどい状態だった。 何とかみんなで鼓舞して、練習でいつもしんどいことをしているから、そのしんどさより今、絶対に楽だという思いで、オフェンス全員の精神力が出た」 その後も京大は、QB浦田を中心に反撃しますが、敗戦となりました。 それでもキャプテンは・・・ 【声】京都大 WR 上田大希主将(4年) 「苦しい状況でもやはり多くの人が応援してくれている。 その声援を感じている。 最終戦(関大戦)も、その声援に応えられるように戦いたい」