巨人・阿部監督、育成選手たちに体を大きくすることを求める「東海大のラグビー部みたいに…」マイ炊飯器プラン、冗談まじりに語る
巨人の阿部慎之助監督が8日、育成選手たちに体を大きくすることを求めた。ジャイアンツ球場で行っている秋季練習では、育成の有望株も1軍練習に参加しているが、細身の選手が目立つだけに「若くて育成の子は何か一芸がないとね。パワーつけるとかさ」と”ビッグ”な新星の登場を願った。 阿部監督自身、中学1年時は150センチ、60キロと小柄だったが「めっちゃ食べた」と”食トレ”に励み、強打者としてプロで19年間戦えるだけの強靱(きょうじん)な肉体へと成長した。それだけに「食べられない人は、この世界で長生きできない」という言葉には重みがある。 指揮官は「東海大のラグビー部みたいに、一人ずつ『マイ炊飯器』を持たせて部屋で炊かせるのもいいかも」と、冗談交じりで食の重要性を説いた。チーム力の底上げへ、育成選手への目配りも欠かさない。
中日スポーツ