緊急渡米 本命ドジャースがマー君に接触!
■緊急渡米 交渉が本格化 ポスティングでの大リーグ移籍を目指す田中将大投手が、緊急渡米し、交渉がいよいよ本格化。ヤンキースに並んで、マー君獲りの“本命”と言われるドジャースが、田中の代理人と接触したことが明らかになった。米国時間8日、LAタイムス紙が、報じたもので、ド軍のネッド・コレッティGMが、代理人のケーシー・クロース氏と「会話を行っている」と認めた。クロース代理人の休暇が、5日に終わって、交渉が再スタート。代理人は、かねてより、有力候補とされたドジャースと接触し、本人も渡米と、動きが活発になってきた。 ドジャースは、当初からヤンキースと並び田中獲りの本命とされてきた。ドジャースを約2000億円で買収したオーナーグループは、NBAのスターだったマジック・ジョンソンが名を連ね資金力は豊富。昨年の開幕時には30球団中2位だった年俸総額(約221億円)はヤンキースを抜きトップとなっている。 ■あと1枚、エースがほしいドジャース 16勝を挙げたサイヤング右腕のクレイトン・カーショーを筆頭にエースに、ザック・グリンキー(15勝4敗)柳賢振(14勝8敗)と先発陣には、豪華な顔ぶれが揃っているが、第4、第5の先発が不在で、今オフには、昨シーズンはナショナルズで、12勝13敗、防御率、4.33だった33歳のダン・ヘイレンを約10億円で獲得したが、リーグ優勝、世界一を奪うためには、どうしても、あと1枚絶対的エースが欲しいという台所事情がある。 ドジャースは、一気に条件提示から本格的な交渉へと運びたかったようだが、同記事は、現時点では、まだ条件提示はなく、初期段階の話し合いと伝えている。その理由は、田中サイドが、まだ、具体的な条件面を照らし合わす段階ではなく、市場調査段階にあるからのようだ。クロースと接触したコレッティGMは、「田中側は、まだ感触を掴んでいる段階のようだ」と、印象を語る。「彼らは、違った都市、違った市場、違った球団が、どういう状況になっているかを、学ぼうとしている状態。選手にとっても重大な決断だし、我々も引き続き、状況を見守っていく」と、田中側の意志を尊重するコメントを残した。