バイエルン勝利の裏でファン死去…クラブが追悼、指揮官コンパニも祝いの自粛を明らかに
バイエルンが6日にホームで行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節のベンフィカ戦で観戦者1名の死去を明らかにした。 【追悼】バイエルンがファンの死去に関して声明 死因こそ触れられていないが、試合開始早々に体調が急変したといい、ドイツ『ビルト』によると、高齢の男性で、心臓発作だったという。 男性はその場に駆けつけた救急隊員らの救命措置を経て、33分ごろに病院へ搬送。だが、何度もの蘇生措置も実らず、道中で帰らぬ人となった。 この事態にスタジアムも静けさが漂い、バイエルンも試合中の積極的なSNS発信を自粛。試合後、訃報に接し、「親族の傍らで哀悼の意を表す」と声明を出した。 また、ヴァンサン・コンパニ監督も「今はフットボールの話をするのが難しい」と述べ、こう続ける。 「試合後はいつものように祝ったりしなかった。選手たちが知ったのは試合後。いつだってすべてのファンが無事に帰宅するのを願っているが、今日は残念ながらそうならなかった」
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