横琴新区にあるマカオ大学キャンパス（資料）＝本紙撮影

　このほど英国の『タイムズ・ハイアー・エデュケーション（THE）』が「THE世界大学ランキング2025」を発表。マカオからは過去最多となる4校がランクインした。 　このうち公立のマカオ大学が180位となり、前年から13ランクアップ。2年連続でエリート大学とみなされる200位以内に。私立のマカオ科技大学は前年と同じく251～300位グループ。このほか、いずれも私立の聖ヨゼフ大学とマカオ城市大学については、順位なしのランキング入り。マカオ城市大学は初めてランクインを果たした。 　THE世界大学ランキングは、最も包括的で厳格かつバランスの取れた世界ランキングのうち1つに数えられ、教育、研究、知識移転、国際化といったコア分野をカバーする5つの主要指標と18の副次指標でスコアを算出し、研究志向型の大学を評価している。 　今回参加した大学の数は過去最多の世界115の国と地域の2092校に上り、トップは9年連続で英国のオックスフォード大学。2位は米国のマサチューセッツ工科大学、3位はハーバード大学。 　中国本土の大学については、清華大学が前年と同じ12位で、アジアトップの座を維持。北京大学は1ランクアップの13位。香港からは5校が100位以内に入り、トップは香港大学の35位で前年同、次いで香港中文大学が9ランクアップの44位に。