【50代実演メイク】シャネルやディオールなど、大人に似合う赤リップ
エクラ本誌でも特集を組むたびに注目度が上がっている「赤い口紅」。黒などダークカラーの服の出番が増えがちな今の季節は、臆せずつけやすい、いいチャンス! 人気ブランドの新作から、大人むけの赤リップをチョイスしてみました。 【写真】50代に似合うメイクアップ術
赤い口紅、お好きですか? シオヤは大好きです。ナチュラルリップ全盛だった若いころから、ビシッとした赤リップが好きで、自分に似合う「赤」を探してきましたが、一口に「赤リップ」といっても、質感も発色も本当にいろいろなんですよね。 さて50代になると、若いころより肌もくすむし、唇の縦ジワも増え、赤い口紅への抵抗感はさらに増えるかもしれません。ただ若いころと違うのは、口紅自体の使用感が上がっていたり、モチがよく「歯ベニ」も付きにくかったり、色や濃さのレンジが広がってMY BESTの一色が見つけやすくなったり、といった進化があること。そして大人が赤リップをつけると、確実に顔がいきいきと元気に見えるんですよね。 最近発売になった口紅の中にも、素敵な赤リップがたくさんあります。その中からいくつか50代にも推したいものを選んで、実際に塗ってみました。 毎度拙い写真で恐縮ですが、見苦しさを軽減するため肌トーンは調整しております。参考程度にご覧いただければ幸いです。
毎度恐縮ながら、シオヤの素の唇はこんな感じ。もともとわりに赤い方で、むしろ淡いベージュの口紅などを塗ると途端に顔色が悪く見える……というタイプ。
1.CHANEL トランテアン ル ルージュ 5 ルージュ プルミエ
昨年の登場以来、話題のラグジュアリー口紅。その名はシャネルのオリジンである「パリ カンボン通り 31番地」に由来。5番の「プルミエ=1er」と名付けられた赤は、ほれぼれするような大人の真紅。写真はやや明るく出ていますが、もう少しだけ深い赤い色味です。¥25,300/シャネル
塗ってみました。一見、まるでマット口紅のようにギュッと濃い赤なのですが、塗ってみると唇の上でしっとりと色がすべり、ツヤがうまれます。まさにサテンのようなツヤ。質感が滑らかなので、唇の縦ジワが気にならず、むしろ目立たなくなったような気も。しっかり色がのるので、ブラシで塗ったほうがよりキレイだろうとは思いますが、直接塗ってもキレイに輪郭がとれました。軽くポンポンとつければ、もっとカジュアルな軽い発色も楽しめます。美しいパッケージとあいまって、ポーチにインするだけでアガる赤口紅です。