片岡鶴太郎(69)が告白「男性の更年期障害」に悩んだ過去…40代以上の6人に1人が該当「発汗」「不眠」治療で改善も
「誰でも更年期障害になりうる」ことを知る
順天堂大学大学院の堀江重郎主任教授によると、「緊張」や「周囲の評価を得られないこと」などが原因で男性ホルモンが減少し、引き起こされるという“男性の更年期障害”。 順天堂大学大学院 堀江重郎 主任教授: (症状は)やっぱり「疲れやすい」っていうことがありますね。それから「十分眠れない」、いい睡眠ではない、「おしっこが近い」。あとは、いろんなことが「面白くない」ですね。だから笑わなくなるというような症状があります。 「めざまし8」が11月2日に、順天堂医院にあるメンズヘルス外来を取材すると、「更年期障害」の症状を訴える多くの男性が訪れていました。 2年前から更年期障害の症状で悩んでいる男性(50代): ホットフラッシュ、夜中に突然ブワーって汗かく、パソコンやっていて汗バーってかくのが始まったんですよ。自分は男性更年期なんてあるのは知らなかったんで、その時は熱中症だと思ったんですよ。 一時は、起き上がることすら難しくなり、休職を余儀なくされたという別の患者は、病院で治療を続けたところ症状の改善がみられているといいます。 男性(50代): (月の)後半の方になると力がなくなってくるというか…。(ホルモン注射を)打ってみたら、私の場合はすぐに反応して、今はかなり(気力が)上がっている感じです。 順天堂大学大学院 堀江重郎 主任教授: 男性の場合、症状は自覚はしているんです。ただ、多くの人が年のせいだと思っているんで。男性の場合、いつでも誰でも更年期になりうるということをやっぱり知っておいた方がいいですね。 堀江主任教授によると、更年期障害の対処法としては… (1)筋肉を動かす、(2)ビタミンD・亜鉛を摂取する(サケ・貝類がおすすめ)、(3)仕事・家庭以外にコミュニティーをつくる(自分を評価してくれるコミュニティーをつくる)ことが大切だといいます。 (めざまし8 11月8日放送)
めざまし8