マフラーのFUJITSUBOがアウトドアグッズを作った! スチーマーやBBQグリルなど個性光るデザインに
自動車のエグゾースト製品で知られるFUJITSUBO(藤壺技研工業)が、スチーマーやBBQグリルなどの“アウトドアグッズ”を展開している。マフラーやその周辺パーツを流用したユニークな製品を紹介しよう。 【写真】マフラーの姿そのまま! のスチーマーやグリルなど、グッズをチェック(全14枚)
マフラーそのままのスチーマーやタイコのBBQグリル
FUJITSUBO(フジツボ)は、2024年6月28日(金)~6月30日(日)まで幕張メッセ(展示ホール9~11)で開催されたTOKYO OUTDOOR SHOW 2024に“アウトドアメーカー”として出展した。 FUJITSUBOが「アウトドアショー2024」で展示したのは、「SMITH SUSono」ブランドとして展開するBBQグリルやスチーマー、トングやプレートといった、これまで培った金属加工技術を用いた製品。ただし、単に金属板を加工するのではなく、FUJITSUBOらしくマフラーやその周辺パーツをそのまま流用したユニーク、かつクルマ好きにはたまらない製品群となっている。 「BBQ STEAMER」は楕円形をしたマフラーをそのまま縦にしたたようなステンレス製のスチーマー。調理中はフタについたテールパイプから湯気が出ることで、排気のように見えるという。そんな遊び心ある機能をもちながら、マフラーと同じステンレス(SUS304)を使用しているので、臭いが付きにくく丸洗いできるという実用性が高い製品だ。 マフラーのいわゆるタイコと呼ばれるサイレンサー部分を半分にして作った網焼きグリルは「BBQ stove」。本体だけでなく、中に敷くロストル(灰受けの網)や取手にもマフラー用の部品を使うこだわりようだ。フランジを利用したこの取手はボルトを介して接続することで熱を伝わりにくくしてあったり、網ずれがおきないように隅に突起がつけられていたりと、見た目のとは裏腹に、BBQグリルとしての性能も追及されている。 このほか、やはりタイコの側面部分の加工を応用した「プレート」は素材違いでステンレス製とチタン製に、それぞれSUSono銘入りとFUJITSUBO銘入りを用意し4種類で展開する。