前橋育英が優勝大会以来7年ぶりの準決勝進出!! 前回ベスト4・堀越は8強敗退に
[1.4 選手権準々決勝 前橋育英高 1-0 堀越高 フクアリ] 全国高校サッカー選手権は4日、各地で準々決勝を開催した。前橋育英高(群馬)は堀越高(東京A)を1-0で破り、優勝した2017年度大会以来となる準決勝進出を果たした。 【写真】「美しすぎ」「めっちゃ可愛い」柴崎岳の妻・真野恵里菜さんがプライベートショット披露 7大会ぶりの4強入りを目指す前橋育英は前半3分にFW佐藤耕太(3年)がファーストシュートを放つと、同4分にはFWオノノジュ慶吏(3年)のフリックで抜け出したMF黒沢佑晟(3年)がシュートを打ったがいずれもGK佐藤晴翔(3年)の正面に飛んだ。 対する堀越は前半12分、FW三鴨奏太(2年)が敵陣ペナルティエリア付近でDF鈴木陽(3年)からボールを奪って決定機を迎えるも、戻ってきた鈴木の対応に遭ってシュートを打てない。前橋育英も同17分、オノノジュが高い位置でDF森奏(3年)からボールを奪ってチャンスを作ると最後は黒沢がヘディングシュートを放ったが、ボールは枠の左に逸れていった。 なおも前橋育英は前半25分、オノノジュがPA内左から仕掛けたところで足を滑らせるも、MF平林尊琉(2年)がこぼれを拾ってクロス。佐藤がゴール前で合わせたが、ゴール左を捉えたシュートはGKの好セーブに阻まれた。後半11分にはDF瀧口眞大(2年)のクロスをDF久保遥夢(2年)が頭で合わせたが、GK佐藤のスーパーセーブに遭って先制には至らず。堀越の堅い守備に手を焼く時間が続いた。 それでも前橋育英は後半15分、MF平林尊琉(2年)が中盤で相手のトラップ際を掻っ攫って持ち運ぶと、佐藤を経由して黒沢が右足を一閃。ボールはクロスバーを叩いたが、こぼれ球をオノノジュが押し込んで待望の先制点を奪った。オノノジュは出場試合で3試合連続の得点で、今大会通算4点目となった。 追いかける展開となった堀越は後半27分、MF杉村充樹(2年)のシュートが相手に当たって右CKを獲得。三鴨が蹴ったボールのこぼれ球をMF小泉翔汰(3年)が思いきりよくダイレクトシュートで同点を狙ったが、枠の上に外れた。同30分と同32分には今大会得点ランキングトップの三鴨がミドルシュートを放つも、いずれも枠を捉えられない。 堀越がシュートシーンを作る中で後半36分、前橋育英のはオノノジュにPA内からシュートを放たれるも、GK佐藤がスーパーセーブを見せてピンチを凌ぐ。しかし前橋育英から同点ゴールを奪うことはできずにタイムアップ。前橋育英が準決勝に進出し、前回ベスト4の堀越は準々決勝敗退となった。