テイラー・スウィフトの民主党ハリス候補支持の影響は? 新たな世論調査が発表
テイラー・スウィフトが民主党の米大統領候補であるカマラ・ハリスを支持したことは、2024年の大統領選挙における有権者に影響を与えていないと、新しい世論調査が伝えた。 米紙ザ・ヒルが掲載した米ABCニュース/イプソスの世論調査によると、調査対象となった有権者の81%が、スウィフトによるハリス米副大統領支持は自身の投票行動に影響を与えないと答えた。スウィフトの支持表明を受けてハリスに投票する可能性が高まったと答えたのはわずか6%で、逆に投票する可能性が低くなったと答えたのは13%だった。 スウィフトは先週、SNSを通じてハリス陣営への支持を表明した。彼女はハリスが“確かな手腕と才能を持つ優れたリーダー”であり、LGBTQ+の権利や女性の生殖の自由を含む大義のための“戦士”として称賛した。また、共和党のドナルド・トランプ候補が、彼女の支持を偽るためにAIで生成した画像を投稿したことを非難していた。これらのフェイク画像について、「AIと誤情報拡散の危険性に関する私の恐れについて改めて考えさせられました」と述べた彼女は、「有権者として、この選挙に対する自分の計画や姿勢について透明性を示すことが必要だと感じました。誤情報に対抗する最もシンプルな方法は、真実を広めることです」と続けていた。 スウィフトは、ハリス候補への支持表明のインスタグラム投稿に“Childless Cat Lady(子供がいない猫好き女性)”と署名しているが、これは共和党の米副大統領候補であるJ・D・ヴァンスが、子供のいない民主党のリーダーたちを貶めるために同じ表現を使ったことに対する皮肉となっている。