タイ東部工業団地で火災発生 1人が死亡 4人が重軽傷
ラヨン、タイ、5月10日 (AP) ― タイ東部の工業団地で5月9日、ガス貯蔵タンクで大規模な火災が発生し、少なくとも1人が死亡、4人が負傷した。 タイ東部ラヨン県のマプタブット工業団地で発生した火災は、発見から6時間後に鎮火に向かったが、消防当局によると、消火には10時間以上掛かるとみられている。 約400人の作業員と近隣住民が一時避難所に誘導された。 炎上したタンクは、マプタブット・タンク・ターミナル社のもので、1基の容量は2500立方メートル。同社は商業港と石油化学製品の貯蔵ターミナルを運営している。 同社は声明を発表し、出火原因を調査中で、再発防止策を講じると述べた。 2021年には同社の別の貯蔵タンクが爆発炎上して、3人が死亡、2人が重軽傷を負い、一時操業停止を命じられた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)